Pythonの変数宣言方法
Pythonでは次のように変数を宣言する。
#数値型 num = 1 print(type(num),num) #<class 'int'> 1 #文字列型 name = 'ushi' print(type(name),name) #<class 'str'> ushi
代表的な言語のJavaではint num = 1、String name = ‘ushi’のように変数型を宣言してから代入するのに対して、Pythonは変数型を宣言する必要がない。
Javaなどの変数型を宣言する言語を静的型付け言語といい、反対にPythonのように変数型を宣言しなくてもよい言語を動的型付け言語という。
このような特徴からPythonでは文字列で宣言した変数に数字を代入することが出来る。
一見すると便利な特徴に見えるが以下のように数値型に文字列が代入されることによりバグの温床になるため注意する。
num = 1 name= 'ushi' num += 1 print(num) #2 num = name print(type(num),num) #<class 'str'> ushi num += 1 # TypeError
以下のように何型で宣言されているのか明示することもできるが、異なる型同士を代入できないようになるわけではない。
num :int= 1 name :str= 'ushi' num += 1 print(num) #2 num = name print(type(num),num) #<class 'str'> ushi num += 1 # TypeError
その他の変数の使い方
Pythonは以下のような方法で簡単に型の変換をすることが出来る。
name = '1' print(type(name),name) #<class 'str'> 1 num = int(name) print(type(num),num) #<class 'int'> 1
以上